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彼らとの絆

10月1日に学年別の高校柔道大会がありました。

これが3年生にとって最後の団体戦となりました。

去年、全治1年の大怪我をしたユウスケ君の高校生としての試合はこれで最後でした。

ユウスケ君のことは知っていたし試合も観ていましたが、ご飯を食べに行ったり、いろんな話をするようになって彼のたくましい人柄や面白さを知ったのは怪我をした後だったのでちゃんと試合を観たのは初めてでした。

ユウスケ君は背も高く、体格に恵まれているように思えました。

きっと2年生になってたくさん試合に出て活躍していたことでしょう。

その矢先の大怪我でした。

当時は「大丈夫?」と聞くと「大丈夫です」と返ってきていて、彼がどんなに我慢をしているかと思うと胸が張り裂ける思いでした。

退院して松葉杖で食事会に来てくれたり、痛いからピョンピョン跳びながら歩いていたり、会うたびに時間をかけて回復している様子でした。

「来年の学年別にはでます!」と1年かけて本当に畳に上がりました。

その1か月前にユウスケ君を含めた寮生たちと食事する機会があり、隣にユウスケ君が座ったのでたくさん話をしました。

好きな食べ物の話や柔道のこと、大学に行っても柔道を続けることなど。

「最後にリキヤと同じ畳に上がれるだけでいいっす」そっか(*^^*)

泣きたいことも痛くて苦しいことも絶望した時のことも、その時初めて彼の口から聞きました。

試合はユウスケ君は1回出てチームも2試合目で負けてしまいましたが、ユウスケ君が修徳の柔道着を着てリキヤ君と並んでいた姿をしっかりと見届けました。

頑張ったね。

ユウスケ君のお母さんと号泣しました。

これからの彼の未来がたくさん輝けるものであるよう、応援したいなと思います。

学年別の試合でユウスケ君を送り出しているリキヤ君。

彼も本当に心優しい男前な子です。

ユウスケ君が怪我をした頃、リキヤ君は「高校で柔道を辞めて・・・」なんて言っていました。

学年が下の寮生の子に「お前らは全国(春の選手権)行けるよ(自分たちは行けない)」と話しているのを聞いたことがありました。

私たちは軽々しく「リキヤ君たちも行けるよ」などとは言えず、励ますことも否定することも出来ずにいました。

でも全国の切符をつかみ取り、インターハイでは東京で優勝をし、高校で柔道を辞めると言っていた彼は柔道の強い大学に行くことになり、まさに大活躍することとなりました。

カメラを向ければ絶対に笑顔だし、お腹がパンパンになるほどお肉を食べ、パイナップルとトウモロコシが好きで本当にこの子は東京で1番強いのだろうか?と思ってしまいます。

誰からも好かれ、柔道が好きで、私たちはリキヤ君にどれほど楽しい時間をもらっているか。

そんなリキヤ君からプレゼントをもらいました。

嬉しすぎますheart

はやくみんなと焼き肉行きたいな( *´艸`)

オバサンはウキウキです(*‘∀‘)

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