大工という職人集団 それが工務店です
あらためて聞かれると答に困る人も多いのではないでしょうか?
小さいお子さんに「おうちを建てるのは誰?」と聞けばみんな「大工さん」と答えるでしょう。
職業のなかでもっとも歴史の古いものの1つが大工なのかもしれません。
その土地の気候や風土から生まれた知恵や技術を代々受け継いできた住まいづくりの技術者。
材料の特性を肌で知り、自然の摂理をもとに加工して組み上げる。
そんな職人の集団が工務店です。
メーカーの下請け専門の工務店もあれば、建築家と組んだり、私たちのように独立して住宅を手がける工務店もあります。
大手メーカーや建築家が設計する家も建てるのは工務店です
どんな家も最後に仕上げるのは大工などの職人です。
メーカーの施工をするのも、建築家のデザインを実物にするのも工務店です。
たとえば、あなたが自分で設計図が引けるとしたら、あとは信頼できる工務店に頼むだけでイメージ通りの家が建てられるのです。
さらに、住宅メーカーの家は大量生産でコストを抑えた規格品が中心です。
土地の形が合わない、部分変更したいなどの場合はなかなか融通がききません。
この点、工務店は柔軟です。
設計者と直接やりとりして納得のゆく家ができます。